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講座で使われる用語について

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講座で使われる用語について

本日も予備講座です。

この記事は、講座が始まってからの運用上のこと、私と皆さんの関わりについての記事です。

まずこの講座は、本物の講座のように私が皆さんに語りかける形で記事を作成します。
皆さんが疑問に思うことなどは、コメントでお書きください。
遠慮はなさらないでください。
占星術の知識は、すっごくたくさんあります!
恥ずかしいとか、他の人に悪いとか思わず、疑問に思ったことはどしどしお尋ねくださいね。

ただ私も、この講座だけに関わっているわけではないので、ある程度、返答にお時間がかかる場合があります。ちょっと待っていただくことはあろうかと思いますが、できるだけ早く対応いたしますので。
それに、もしほかの占星術の本なんかを読んで知っている人がいたら、「それは、きっとこんなことですよ~」みたいに教えて差し上げるのも、喜ばしいことだと思います。

すでにお知らせしているようにこの講座は、月3回の本体記事をUP致します(8月の本講座開始以降。プレ講座は私の都合でUPいたしますので、ご理解くださいね)。
また本体記事の更新は、基本3のつく日(3日、13日、23日)ですが、その日に私自身が取材に出かけているとか、他の執筆活動の追い込みであるとか、そのような場合、若干の前後が生じる可能性はあります。
その場合はかならずこのブログに告知致しますが、月3回の本体記事はかならずご用意いたしますので、ご安心ください。

さて、とくにこの初級クラス講座では、占星術のことを知り、ホロスコープを読めるようになるという、その基礎的なことが身に着くようにするために、まず12星座、10天体、12ハウスのことなどを、できるかぎり!
今の私のお脳で考えられるかぎり! わかりやすく! 
皆さんが吸収できるように、丁寧な進め方を心掛けたいと思っています。

私が独学で占星術を学んできたということは、アメブロで何度かお書きしていますので、ご存じの方も多いでしょう。
私が占星術を本格的に学び始めたのは、高校生くらいからです。
興味はそれ以前からあったと思います。
その頃からですから、すでに40年近く、これに関わってきたことになります。

私にとっては訪星珠先生の「実践占星学」(徳間書店)が、非常に良きテキストでありました。
この本から学んだこと、この本の情報で確認したことは数多くあります。
他の占星術関係書籍も、非常に多く読んできました。

そうした書籍と実践の鑑定の積み重ねの結果、今の私があります。

私は正統な(?)どなたか先生に学んだわけではありませんので、場合によってはほかの占星術テキストに書かれていることとは、少し違った見方をしているような部分もあるかもしれません。
もちろん、私がお教えすることが絶対に正しいというような保証はありません。
私も人間ですから、間違った理解をしている部分もあるかもしれません。

ですが!

少なくとも今の私が身に着けている占星術は、実占の中で身についてきた「生きた占星術」であることだけは、間違いないと思います。
そして、私はその実体験の中で、占星術が非常に高度で、ものすごい的中率を持った天体学問であることを思い知っております。
私がこの講座で、皆さんにお伝えできるものの中で、とても大事なのは、きっとその現場で体験した「驚き」なんじゃないかと思っています。

その驚きを与えてくれる占星術の海。

これからそのどきどきわくわくの世界に旅立って参りましょう。

なのですが。
占星術の海へ船出するのにも、「決まり事」は必要です。
最初に、以下のことをお伝えしておきますね。
講座を行うためにも、「言葉」は大事です。
占星術はまたこれが! とっても専門用語が多いんですよね(苦笑)。

「そんな横文字言われても、わから~ん」となることも、多々あると思います。
ちょうどPCの苦手な人が、理系の人にカタカナ言葉で説明されても、なんにもわからないのと同じです。
とはいえ、最低のことは知っておきたいものです。
なので、まずそこの部分の初歩、この講座ならではの、お決まり事もちゃんとしておきましょう。

<この講座内で使用される用語について>


〈星座=サイン〉
この12星座は、よく知られた牡羊座、牡牛座といった平易なものを使用します。
いわゆる本物の星座の12星座と、占星術の星座を区別する目的で、牡羊座を白羊宮、牡牛座を金牛宮といった言葉を使用される方もいらっしゃいますが、ここではそれは行いません。
ただその考えを否定する意味ではなく、たんに一般的な星座名の方が普及しているから、という意味です。
以下、占星術記号がどの星座なのかを示すために表記しておきますね。

♈=牡羊座
♉=牡牛座
♊=双子座
♋=蟹座
♌=獅子座
♍=乙女座
♎=天秤座
♏=蠍座
♐=射手座
♑=山羊座
♒=水瓶座
♓=魚座


星座のことは、サインと言います。星座と表記してしまうことも多いはずですが、サインといったら星座のこととお考えください。

〈天体と感受点〉
占星術では、太陽や月なども含め、よく「惑星=プラネット」と呼びます。多くの占星術のテキストでは、「惑星」と表記しています。
ここが一般的な天文学とは、ちと違うところです。
天文学の世界では、太陽は「惑星」ではなく「恒星」、月は地球の「衛星」ですよね?
「惑星」という呼び方で太陽も月も呼んでしまうと、違和感を覚える方も多いと思います。

これを嫌うプロ占星術師も多く、「感受点」と呼ぶ人もいます。この「感受点」には、太陽、月、ほかの惑星、小惑星、それにアセンダント(東の地平線)やMC(南中点)、月のノードも感受点に入れているケースもあります。
感受点というのは、宇宙のエネルギーを何らかの形で受け取るポイント、人体で言えばツボのようなイメージでしょうか。こういった意味合いで使われています。
しかし、「感受点」なんていうのも、なんか言葉のイメージとしては、あまり実体が感じられません。
アセンダントやMCなら、星のような実体はないけれど、意味のあるポイントだよ、というのでわかるのですが、月や冥王星が感受点と言われても、星としてのリアリティがあんまり感じられません。

そこで!
この講座では、太陽、月、ほかの惑星、準惑星、小惑星、これらはすべて「天体」と呼びます。
これは占星術のホロスコープにおいて星々は、「天に存在するもう一つの体」のようなものという考えも反映されています。つまり天にある私たちの体(身体だけではなく、体=てい、というコンディション的な意味も含む)という考え方です。
そして、アセンダントやMC、それに月のノードなど、実体はないけれど意味のあるホロスコープ上のポイントを「感受点」と呼ぶことに致します。
そのようにご理解ください。
以下、天体記号です。

☉=太陽
☽=月
☿=水星
♀=金星
♂=火星
♃=木星
♄=土星
♅=天王星
♆=海王星
♇=冥王星
☊=月のノード


〈出生、進行、経過〉
この講座は本格的に占星術を学ぼうとされる方のためのものですから、ここではアメブロのような進行の月、出生の太陽とかいう表記ではなく、皆さんに慣れて頂くためにも、

出生=ネイタル=N
進行=プログレッション(プログレス)=P
経過=トランジット=T

という表記を行うことにします。
たとえばアスペクトの解説を行うときに、「P水星とN木星のスクエア」といった表記を行います。
これは進行の水星が、出生の木星にスクエアになっているという意味です。

ここでおさらいしておくと、「出生」というのは、いうまでもなく生まれた瞬間のホロスコープのことです。出生図、これをネイタル、もしくはネイタル図などといいます。
「進行」は出生時の天体を、ある一定の法則で未来へ向けて進行させたものをいいます。この進行のやり方は、一日一年法、一度一年法、ソーラーアーク・ダイレクションなど、いろいろとありますが、これについては講座が進んだときに解説します(二年目です)。
「経過」はトランジット、トランシットなどといわれますが、要はそのとき天を運行していた天体のことです。今日の天体の位置、これはトランジットです。あるいは十年前の今日の天体の位置、これもトランジットです。

占星術を学び始めた人の中には、このトランジットとプログレッション(プログレス)を混同していることもありますし、もっと多い誤解はトランジットの天体とネイタルの関係さえ見ておけば、運勢がわかるという安直な思いこみです。
この初級講座では、プログレッションまでは進みませんが、覚えておいてください。

〈アスペクト〉
アスペクトというのは、ホロスコープの中で星と星が結ぶ「意味のある角度」のことです。
これについては、また詳しく説明しますが、当面、講座内で使用されるのは
メジャーアスペクトの中では
0度 コンジャンクション
60度 セクスタイル(ソフト)
90度 スクエア(ハード)
120度 トライン(ソフト)
180度 オポジション(ハード)
 
マイナーアスペクトの中では
30度 セミ・セクスタイル(ソフト)
45度 セミ・スクエア(ハード)
135度 セスクイコードレート(ハード)
150度 クインカンクス(ハード)
などに絞ろうかと思っています。
これらを使用するだけでも、実用上は十分すぎるほどですし、実際に私もこれで十分、普通の鑑定は成り立っています。

これらだけで説明できないことなど、ほとんどないということです。
これら以外の、パラレルやクインタイルなどは、これらのアスペクトで飽き足らなくなってきたら採用して研究すればよいでしょう。
あまり細かいものまで最初から考慮し始めると、訳がわからなくなってしまいます。

アスペクトについては、またあらためて詳しく説明しますね。
まだアスペクトの名前と記号が一致しにくいと思いますので、もう一度、図を出しておきますね。
アスペクト名と記号 
細かい用語についてはその都度説明を行いますし、専門的な用語が多い占星術の勉強に、役立てられるサイトもありますので、ご紹介しておきます。

占星術用語辞典
http://www.ffortune.net/fortune/astro/dict/index.htm

わからない言葉が出てきたら、このサイトをご覧いただき、一般的な意味を知っていただくのもよいでしょう。
しかし、これに頼らなくても、皆さんがわかるように進めていきたいと思っていますし、もし私がうっかり説明し忘れているようでしたら、「それ、どういう意味~~?」と手を挙げてください。
私はそんなことで怒ったりしませんので、本当にご遠慮なく。

では、また。
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