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12星座の3要素

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12星座の3要素

こんにちは~♪

さあさあ、それでは、皆さん。
ここらで12星座10天体あたりの解説をしておきたいと思います。
じつは、このあたりは昨年までは8月の本講座からという流れになっていました。皆さんは、これをプレ講座の段階で無料受講されている状態なので、大変にお得!な状態です。(笑)

毎年講座内容は充実していき、過去の受講生の方から見たら不公平な状態です。その補正作業はこっそり行われておりますので、皆さんは遠慮なさらず、この環境で知識を貪ってくださいね。(笑)

それに、これらのことには、私なりの考えがあってのことです。
そもそもホロスコープの基礎的な構造とか、12星座10天体12ハウスなどの情報は、調べようと思ったらいくらでも今、ネット上でも数多くの書籍でも、入手できます。
それらの情報は、基本的には大同小異で、おおむね共通しています。
皆さんはその気になれば、講座で受講料を払わなくても、その程度の情報は手に入れられます。

そういったものでお金を取るのはどうなのか?
ということと、
もう一つは、そういった学びたい人にとってわりとロスになるところでお金を取っているところが、結構多い……という現実があります。
実際、皆さんの中には12星座や10天体の意味など、過去に見たことがある人も多いかもしれません。
しかし、まっさらの人もいらっしゃる。

いろいろな状態で参加されているわけです。

なので、できるだけ「どこかで入手できる情報についてはプレ講座でやっておこう」ということです。
これをあまりやり過ぎると、それはそれでまずいことも起きてきます。
8月開講の直前、あるいは少し遅れて参加される方も毎年必ずいて、そういった方々にはすでに過去にどっさり読まないといけないものがあってきつい!ということにもなりかねません。

さじ加減をどこら辺にしようかと、毎年悩むところですが、この7期は12星座10天体12ハウスあたりまでは基礎情報としてお伝えしようと思います。

本日は、「12星座の3要素」について解説いたします。
12星座に関する講座ですが、いきなり12星座の個別の解説をするのではなく、12星座を構成している要素について、まずお話させていただきます。
「要素? 12星座の要素ってなに?」
と、思われるでしょうか。

では、こちらから質問させていただきますが、皆さんの体、これは何でできていますか?

ハイ。
皆さん、今、いろいろ考えましたよね(笑)。
え~~と、骨、筋肉、血……とか。

そうなんです。一つの星座も、皆さんの体と同じで、いくつかのパーツが組み合わさって、それが溶け合って出来上がっているのです。
これからお話しする、三つの構成要素は星座(サイン)の性格を語るうえで、じつはとてもとても重要なものなのです。

回り道をするようでいて、じつはこの三つの構成要素を覚えてしまえば、12星座のそれぞれのことが、とてもよく理解できるようになるんです!
じゃ、その三つの構成要素とは何か?

ジェンダー=gender(性)(男性星座と女性星座)
クオリティ=quality(質)
エレメント=element(元素)

これらは今時、どのような占星術のテキストにも表記されていることが普通です。
日本語に訳すときに、クオリティを「要素」という人もあれば、エレメントを「要素」という人もいるのですが、一応、この講座では「性」「質」「元素」という三つの呼び方に統一しておきましょうか?
本来の英語の意味を辞書で引いてざっと見てもらった方が、イメージは湧きやすいかも知れませんね。
それぞれのサインは、じつは煎じ詰めたら、この三つの組み合わせで出来上がっています。
これから三つの構成要素について、それぞれに説明させてもらいますから、ついてきてくださいね~。

ジェンダー=gender(性)
この英語はよく知られていますよね?
性、性別のことです。
サインもじつは、男性星座と女性星座、オスとメスがあるんです。
サインは、このどちらかに属しており、必ずそれは交互に並んでいます。
牡羊座(男)、牡牛座(女)、双子座(男)、蟹座(女)、獅子座(男)、乙女座(女)、天秤座(男)、蠍座(女)、射手座(男)、山羊座(女)、水瓶座(男)、魚座(女)。

じゃ、これにはどんな違いがあるの?
というと、これはとてもわかりやすい!

皆さんが一般的に抱いている男と女の違いはなんでしょう?
そう、男が積極的で攻撃的、女が消極的で受容的、そんなイメージがありますよね?

まあ、ここでは肉食系女子とか、草食系男子とか、そういうのは置いといてください(笑)。
長い歴史を振り返っても、太古の昔、地球の文明は「母系的」であったと言われています。
女中心の社会で、比較的争い事も少なかった。
ところが文明が発展して、村単位などではなく、一つの国としてまとまってくると、この国が持つ権益、土地とか水利とか、そういったものをめぐって争いが起きるようになり、結果的に力の強い男が中心になって国を統括し、戦争に勝つ必要があった。
こうして父系社会が出来上がっていった。
結果、現代に通じる「男社会」が成立してしまうわけですが、この父系的な文明では争いの連続です。
物事には必ずプラスとマイナスがあるので、父系文明のすべてが悪ではありませんが。

男と女は体の成り立ちからしても、気質から見ても、男は積極的・能動的、女は消極的・受動的に傾いていることは明瞭でしょう。
サインも同じです。

12星座は
牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座
の男グループと
牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座
の女グループに分けられるのです。
そしてこのグループは、それぞれに積極性と消極性が星座の気質としてのベースにあります。
皆さんはまだご自分の生まれ星座くらいしかイメージはないかもしれません。
前回申し上げたように、12星座占いの星座の性格は自分のごく一部(太陽星座)でしかありません。だから、生まれ星座だけで考えるのは禁物なのですが、自分の中の一部分に、かならずこの生まれ星座の持つ積極性・能動性か消極性・受動性のどちらかが反映されているはずです。

では、次にまいりましょう。

クオリティ=quality(質)
よく何かの製品ことを「クオリティが高い」とか言いますよね。それは「品質が良い」という意味合いですよね。
占星術で言うクオリティとは、活動、不動、柔軟の三つの質のことです。
ジェンダーではサインを二種類に分類しましたが、クオリティでは三種類に分類できます。

 
活動宮=カーディナル・サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)
不動宮=フィックスド・サイン(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)
柔軟宮=ミュータブル・サイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)


さあ、皆さんはどの生まれ星座でしょうか?
活動宮に多くの天体を持つ人は、概して活発な運気や能動的な性格を持っています。
不動宮の場合は、頑固さなどを強く持っているケースが多く、ねばり強さや忍耐力を持ちます。
柔軟宮の場合は、ものの考え方や対応力がまさに柔軟ですが、運勢的にも性格的にも変化が多くなります。

基本的にこの活動、不動、柔軟の三種は「創造」「維持」「破壊」という質を持っていると理解しておいてください。
インドの三大神、ブラフマー、ビシュヌ、シヴァは神格として世界の「創造」「維持」「破壊」という役割を担っていますが、星座のプロセスも同じ周期を持っているということです。
何かが生み出される、するとその状態が固定化して安定した状態になりますが、やがて解体される時を迎えます。
すっごく長いサイクルでのたとえ話をすると……

徳川家康が天下を制して、江戸幕府が生み出される→太平の世を迎え、安定した時代が過ぎる→しかし、やがて財政上や制度上、外交上の様々な問題が生じて、幕府が倒されて新しい時代と社会制度が生み出される

といった流れと同じです。江戸幕府が生み出される以前には、創造以前の混沌とした戦国時代がありましたが、これは創造に先立つ前段階にあった「破壊」のサイクルです。
このサイクルは時代にも、一つの企業にも、また個人の運命にも、同じものが適用できます。

何かを始め、軌道に乗せます(活動)。
そのことに慣れてくると定着し安定します(不動)。
が、それではやがて物事は飽和したり限界を迎えたりします。そのため新しい形に変化させたり、新しいステップに向けて現状のものを解体したりしなければならなくなります(柔軟)。
その次に、また新しい段階での創造的活動、何かを始めるということが起こってきます。

12星座の順番に並べたときに、

牡羊座(活動)→牡牛座(不動)→双子座(柔軟)→
蟹座(活動)→獅子座(不動)→乙女座(柔軟)→
天秤座(活動)→蠍座(不動)→射手座(柔軟)→
山羊座(活動)→水瓶座(不動)→魚座(柔軟)→


というふうになります。
星座のサイクルというのは、順番にかならず創造、維持、破壊というサイクルを持ち、それが次の創造につながっていくという循環になっているのです。
これは世界の生々流転に関わるバイオリズムのようなものを表現したものと考えられます。
ところで、

活動宮(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)
不動宮(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)
柔軟宮(双子座、乙女座、射手座、魚座)


という分類表を、じ~~~っと見ていただくと、わかることがありますよね?
そう、同じ活動宮グループでも、ジェンダーが二つずつ分かれて入っていますよね?

牡羊座と天秤座は男性
蟹座と山羊座は女性


活動宮というのは、その名前からわかるように、どっちかというと能動的な「感じ」がしますよね?
能動的っぽいのに、蟹座と山羊座は女性的な消極や受動ってのは、どういうことだ?
矛盾してねえか?
と思われるかもしれません。

しかし、ここで活動宮の本意を「創造」であると考えてみましょう。
創造という言葉だけを一人歩きさせると、創造という活動は積極的なものだけに思えます。けれど、世の中には陰陽がかならずあり、創造的活動にも陽と陰があると考えてみましょう。

今ここでは一つだけ、考える手掛かりとして、蟹座を例にあげましょう。
蟹座というのは、「母性の星座」とよく言われるのですが、そんな蟹座の性質の一部がどこからきているのか、このジェンダーとクオリティの組み合わせで、少しだけわかるのです。

女性+創造=?


なんでしょう?
そうなんです。女性の創造的活動、それも人類にとって絶対になくてはならない「出産」という行為は、まさに蟹座的なものなのです。
だからこそ、蟹座は創造の活動宮グループだけど、女性グループでもあるのです。

そうでないと果たせない役割があるわけです。
12星座すべてを大きなお芝居だとしたら、その中でも演じる役柄にちゃんとした割り当てがあるのです。

だから、12星座はすべて! 全部が貴いものです。
どれが劣って、どれが優れているということはありません。
目立つ人はいるかもしれませんが、目立たない人もいなければお芝居は成り立ちません。

さて、今日の最後のグループです。

エレメント=element(元素)
エレメントは12星座を四つの種類に分類します。
皆さんは私のブログを読んでいただいている方も多いと思うんですが、時々、エレメントという言葉が出てきています。毎月の12星占いも、以前はエレメント別に行っていました。 
そう、あの四つのグループです。

火、地、風、水。
この四つです。

火のエレメントは「情熱」や「意志」に関わり、ここに太陽や月などの主要天体を持つ人は、情熱家で高揚感、公明正大さなどを強く持ちますが、せっかちで落ち着きのない面もあります。
地のエレメントは「現実性」「物質性」に関わり、この場合は現実的で地に足のついたものの考え方、見方を持ち、計画性や合理性があり、真面目な人が多く見られます。
風のエレメントは「知」や「理性」に関わり、この場合は理性的で人間的なあり方、考え方というのが強く出てきます。知ることやコミュニケーションに関連が強い。
水のエレメントは「情」や「愛」に関わりを持ち、この場合は理屈ではなくまさに情で動きます。涙もろかったり同情心が強かったりというのが特徴です。共感の星座とも言えます。

 
火(牡羊座、獅子座、射手座)
地(牡牛座、乙女座、山羊座)
風(双子座、天秤座、水瓶座)
水(蟹座、蠍座、魚座)


このように分けられます。
皆さんはどのエレメントの生まれ星座でしょうか。

ここでまた、よくそれぞれのエレメントに類別された星座を見てもらったらわかりますが、今回の火、地、風、水では、それぞれのエレメントの中に入っているサインは、全部、男性か女性のジェンダーで分けられていますよね?

火と風は男性
地と水は女性


火のことを考えると、とてもわかりやすいと思うのですが、男性的な気質というのは、火の情熱や意志とかなり通じるところがあります。
風の理性というのも、どちらかというと男性のほうが論理的で女性のほうが情緒的という考え方も古来ありますよね?

対して地の現実性は、女性的な生活感ともいえるでしょう。一種の保守性が、現実的な考えに結びつきやすい。
水の情の深さは、それこそ女性の情緒や愛を表現したもの。

ということになると、これがきれいにわけられていても不思議はない。

じゃ、先ほど例に挙げた蟹座ですが、

女性+活動(創造)+情=?

という方程式になりますが、これが結局、蟹座というサインの気質や性格を作っているのです。
蟹座は12星座の中でも、特に感受性が豊かでデリケートですが、これは受容に働く女性と情の水のエレメントが混じり合った結果です。
情の豊かな人間が受け身に回るのですから、当然、これはデリケートになります。
また先に出産ということを申し上げましたが、出産があれば子育てがあるわけで、子供にとってなによりも必要なのは母のやさしい愛です。
情操を育てるのは水のエレメントの役割です。
人間、理屈や現実だけではまっとうに育ちません。偏ってしまいます。
母性の強さ、家族や家庭とかいうことにも関わり、面倒見がよく、子煩悩であるとか、そんな蟹座の性格や意味は、結局のところ以上の

ジェンダー女性+クオリティ活動+エレメント水

という組み合わせの結果、必然的にできている性格なのです!

同じ水のエレメントに焦点を当てて、蠍座と魚座についても考えてみましょうか。
同じ状の星座であっても、クオリティが違ってくると、性質が大きく変化します(ジェンダーは同じ女性ですからね)。

蠍座は
情+不動
という組み合わせです。情というのは、そもそも人に共感する能力です。だから相手の悲しみが伝わってきて涙もろくなったり、愛情も深くなったりするのです。
その共感の力を、蠍座は自分のもとへとつなぎ留めておきます(不動ですから)。

その結果、蠍座にはよく言われる直観力とか洞察力みたいなものが備わります。
情は非常に深いですが、あまり外に向かってみだりに発信しません。
内に秘めます。
そうすることで、よけいに根深い情を抱え込むのです。

共感する情は、自分と相手を分かちがたいものとして実感しますから、たとえば好きになった人がいたら、蠍座的な反応は「絶対に離れたくない」「自分と相手は一つのもの」みたいに、強く自分のもとへとひきつける感情を生み出します(不動だから)。
不動は関係の変化を好みません。
その結果、蠍座はよく言われる嫉妬深さなども持つようになるわけです。

これに対して魚座は
情+柔軟
です。柔軟星座は基本的に「相手に合わせる」ということをします。だからこそ柔軟なので。
情でもって共感する、そのうえ相手に合わせてしまうわけですから、魚座というのは極めて同調性が高いことになります。

魚座の人に時折見られるのに、「自分がよくわからない」「どういう性格なのか自分で分からない」といった、一種、混乱した感想を自分に抱いているケースがあります。
これは魚座が人からの影響を受けやすく、染まりやすいということも関係しています。
12星座の中でももっとも「自分」というものがない星座なのです。

そのエゴの希薄さが、結果、自分が自分でよくわからないという性格を作り出してしまうのです。
清浄なる部分もあれば俗な部分もある。
だけど、自分が希薄なので、どこまでもどこまでの自分の愛する人のために尽くすということができます。
献身性がもっとも高いといわれるのは、このせいなのです。

どうでしょう?
おわかりいただけましたか?

12星座って、こうして考えると、結構わかりやすくなってきます。
とくにエレメントとクオリティの組み合わせを考えると、すごくわかりやすいのです(ジェンダーはエレメントの中に含まれているという見方もできますので)。

次回は、他のエレメントについても解説いたします。
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